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zoom RSS 亜細亜最新情報 5/15

<<   作成日時 : 2017/05/15 05:05   >>

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亜細亜最新情報 ★ブレイクタイム★
●政府主導の「外国脅威論」にダマされるな。日本人が幸せに
なる方法
北朝鮮問題が長引くにつれ、日本国内からも「先制攻撃すべき」などとい
った過激な声が一部で上がっています。この現状について、スティーブ・
オーさんは、「庶民が恐怖を煽ることで利する勢力に扇動されている」と断
言。さらに、日本人に染み付いた「アメリカ・ファースト」が、事態をより深刻
にしていると分析しています。
分断が奪う地域独自の発展力──新局面を迎える朝鮮半島情勢
北朝鮮情勢で緊迫が増すにつれ、日本国内では武力に頼る声が勢いを
増している。対話による解決を訴える声は今にもかき消されそうで、まる
で世の中が戦争好きで溢れかえっているのではないかと錯覚してしまう。
北は攻撃してくる、武力衝突不可避、といったものも少なくない。その発信
力、労力をもって緊張緩和、戦争回避に努めればよさそうなものであるが、
恐怖を煽ることで利する何かが彼らにはあるのだろう。
いきなり友好とまでいかなくても、最低でも地域分断論から距離を置き、融
和の方へ視線を向けるだけでも事態は全く違って見えるはずであるが、そ
う願うサイレント・マジョリティの至って素朴な思い──「安寧な人生」を願
う声は届きそうにない。
ただ、国内の衝突論をよそに、他の国や地域では例え「射程距離内」であ
っても、北朝鮮の核保有を緊迫した脅威だとは捉えていない。
外からの目線は非常に冷静な韓国という印象に対し、熱を帯びた発信の日
米政府と、その支持率上昇を冷ややかに捉えている。
中国脅威、ロシア脅威、過去のアメリカ脅威等、幕末以降の日本には国家
主導の外国脅威論が常時はびこっている。日本にはやはり何か固有の事
情がありそうである。
★アメリカ・ファーストは今も有効か
朝鮮半島の統一、または欧州のような共同体の実現は、東アジア地域の
安定と発展へ大きく貢献するものである。
しかし、それを望むメンバー国と、分断維持が国益に叶うと位置付けるメン
バー国との間で駆け引きが激しさを増していて、半島状勢を巡っては不安定
さに収まりが見られない。当然のことながら、分断で利する勢力が政権と共
にある国は、対話による和平の道を遠ざけがちである。
しかし、朝鮮半島情勢の恒久的な解決──世代を超えたしこりを残さない円
満解決──には、双方の平和的な再会以外にない。それには、北朝鮮を硬
化させる最大要因となっている在韓米軍の撤退が欠かせない。これは同時
に中ロの思惑を取り除き、地域情勢を大きく改善させる扉を開くものとなる。
半島から目と鼻の先にある日本には、これまでのアジア・中東地域の戦争へ
一早く出陣した世界最強の開戦突撃部隊が常時スタンバイしている。半島
有事の際も同じく、同部隊が第一陣を切るわけで、通常の半島常駐は韓国
軍単独で十分機能する。
親米親日の韓国前大統領の失脚は、分断の歴史に終止符を打とうとする側
にとって大きな前進である。しかし、そこから始まる地域の安定と繁栄に向
けた第一歩は、親北政権の誕生と、その安定運営を待つ必要がある。
仮に韓国で親北政権が誕生し、米トランプ政権が「日本重視」な姿勢を強調
することがあれば、それは戦略的な半島からの撤退と、その後の半島共同
体、KUに向けた動きへのサインかもしれない。
KUが実現段階に入れば、トランプ政権は韓国との良好な関係を示しつつ
も、コスト削減を掲げた在日韓米軍の一本化で、国外より国内=アメリカフ
ァーストの健全性を示そうとするかもしれない。
★周辺国とのイガミ合いに増税
東アジアは世界最大級の武器市場である。幕末前後、日本に提供された
欧州製の武器から、終戦までアジア広域で使用された日本製のもの、そし
て戦後の日米共同製造のものまで膨大な量の兵器が行き交う歴史ある武
器市場である。
日米政府は中国の軍拡を取り上げてはいるものの、それは「市場活性化」
に向けた広告のようなものであって、これまで日米が地域で取り扱ってきた
規模には遠く及ばない。
また、東アジアは明治に始まる日本の本格的な世界デビュー以降、地域外
勢力の関与をもって分断と緊張の歴史を綴っている。それまで数千年の均
衡を保ってきた地域のバランスに、外部の支援をもって大きな「変更」が加
えられ、それが今に続く地域間紛争の原点となっている。
マット・リーヴス監督の映画、猿の惑星「新世紀」では、併存か戦争かの駆
け引きや、対立によって失われる和平、それによって利する者などが、「人
類vsエイプ」を通じて見事に映し出されている。
歴史(=相手)を知らず、また知ろうともしない若者が、対立主義者に「愛国
心」をかき立てられて戦争へと向かい、多くの仲間を犠牲にしてようやく間違
いに気付くのである。
映画の外の我々の世界では、第三の勢力も加わって事態はもっと複雑で
あるが、共通して言えることは、地域分断によって利する勢力に支持される
政権は対外的な緊張関係を和らげる外交に尽力しないという点である。
分断を扇動する者は、分断対象の民族や地域の未来へ責任を負う立場
にない場合が多そうである。彼らは、自身や所属団体等を何らかの形──
経済的、政治的、イデオロギー的など──で、利する目的が第一にある。
分断された地域は弱みを植え付けられ、そこを突く隙を外部へ提供し、そ
の隙間に入り込む国家の枠を超えた資本が利権構造化し、地域主体の
問題解決を遠ざけるという負のスパイラルに陥る。
その先にあるものは、周辺国とその市民らに対するヘイトであり、国際社
会はそのような地域の分断を世界中で嫌というほど見てきた。
結局のところ、そうした地域の分断と緊張は、政治とそれを支援する国内
外勢力の都合に終始すると言っていい。それは、武力傾注を意味し、増税、
社会保障費増等が正当化され、当然その分、市民生活は質の低下を強い
られるのである。
その一方で、外部勢力と共にグローバルな成長を遂げたエリート企業や、
いわゆる保守、エスタブリッシュメントなどと呼ばれる層は、国際資本との
強い結び付きの中で、現在、この上ない蓄財環境を謳歌している。
これが、東アジアが目指した本来の姿だったとは到底思えない。最終的
に、大局的に見た地域の繁栄は共存共栄を基礎とする発展以外にあり
得ない。現在のような地域分断──どちらへ付くかといった情勢にあって
は、地域外勢力に力を与え続け、それらが存在感を示し、アジア本来の
独自発展は抑制を解かれることがなさそうである。
★未来の世代へ残したいもの
強力な外部の関与が地域独自の発展を遮断し、日本は今も欧米追随の
レジームにどっぷり浸かっている。
地域とは、共に文化を育み、長い年月を経て独自の発展を遂げた民族の
誇りであって、それは本来家族同然である。これを基盤に世界と向き合っ
てこそ、地域の盤石な発展と、後世に恥じない地域固有の財産を育むこ
とができる。
脱亜入欧に始まる白人社会への日本の想い、それは今も非常に強い。
しかし、日本人がどれだけ白人社会に寄り添おうとも、彼らは日本人の肌
の色を見間違うことはない。各国で右傾化著しい保守の台頭が示してい
るものは、彼らにとって日本はせいぜい「アジアの良きコンタクト」までで
ある。
残念ながら、心底から日本人を「同等」と考える右派の白人に私は出会
ったことがない。中国がダメならアジアはそこまで──日本の欧米フォロ
ーは終わりを見ない。
後世への誇りを考えるとき、残したいものは地球の裏の大国に寄り添っ
てでも脱亜入欧、欧米フォローの発展を貫くことではないはずである。
禅も、調和も、おもてなしも、数千年に渡る地域の営みが築いた精神で
ある。欧州がそれを忘れ、米国がそれをよく知らないのはいたしかたな
いことだ。
しかし、漢の国の文字を使用し、呉の国の衣服を正装と扱い、京都か
ら江戸に至るまで、風水を基礎に都市を築いてきた日本が、自らの出自
を遠ざけ、地域分断の未来をゆくのが東アジアの正しい方向であるとは
思えない。
一歩立ち止まって振り返れば、地域ならではの繁栄を目指す未来もま
だ大きく残されている。未来世代に限らず、日本を造った建国来の祖先
はどちらを望んでいるだろうか。
ただ、日本が地域共生共栄の発展を望まなくとも、中国がそれをあき
らめることはなさそうである。習氏の「中国の夢」とはそういうことなのだ
ろう。
★域の分断が世代をまたいで「人生の満足度」を左右する
国土の発展を一定水準終えた国では、その政治は役割の大半を終え、
国家の権限や規模を縮小させる方へと向かうものである。
北欧などがそうであるように、成熟国では政府と市民の距離は縮まり、
同時に地域隣国との共存共栄を目指すようになる。そして、そのような
地域の市民は、そうでない国の市民より人生の満足度が高い。
他国やその市民を憎むことに人生の時間を費やす無駄と、結局はそれ
が自らを不幸な結果へと導くパラドックスであること、そしてそれらを避
ける努力を怠らないことの重要性を教育を通じて理解する必要がある。
残念ながら、日本の教育の場では、必ずしもそのような価値観を育むこ
とへ重きが置かれてこなかった。
生れながら隣人との競争教育にさらされ、社会に出れば隣国とのいが
み合いが待っている。それは地球の裏の大国や、国際利権の「下請け
人生」を全うするにはうってつけの環境かもしれないが、外から見るそ
のような国家国民は最終的にどこまで信頼に値するだろうか。
国際社会では広く正しい世界観を身につけていることが何よりも役に立
つ。それは客観的な見地に立って史実を学ぶことで、国内にいながら
も十分習得可能な国際感覚である。言語力も必要だが、時にそれ以上
に重要な場合すらある。
隣接する国々との良好な関係は、個々の人生に広がりを与えてくれる
ものである。地域間の国々との自由な往来は、それらの国々を超えて
さらに先にある民俗や文化へと導いてくれる。
そこで人々は、自らの地域本来の姿を顧みて世界観を広げ、それがさ
らに個々の人生の枠を広げていく。最終的に、そのような市民の充実し
た人生観が自由度の高い社会の発展を支えていくのである。
一つ確実に言えることは、周辺国との不仲は国民不幸であり、それは
当事者が気付かないほど大きな不幸なのである。
●韓国大統領選を日本はどう報じたのか? 新聞各紙の論調を徹底比較
朝鮮半島情勢が一時の緊迫した状態から落ち着きを取り戻しつつある
中、朴槿恵前大統領の罷免を受けて行われた韓国大統領選挙。フタを
開けてみれば下馬評通り、革新派の文在寅(ムン・ジェイン)氏の圧勝
に終わりました。この結果は今後の日韓関係にどのような影響を及ぼ
すのか、マスコミでも意見が分かれているようです。はたして、今回の韓
国大統領選の結果を、日本の主要な新聞各紙はどう報じたのでしょうか。
ジャーナリストの内田誠さんが詳細に分析しています。
韓国大統領選の結果を、各紙はどう報じたか
【ラインナップ】
◆1面トップの見出しから……。
《朝日》…「韓国大統領に文在寅氏」
《読売》…「韓国大統領に文氏」
《毎日》…「韓国大統領に文在寅氏」
《東京》…「韓国大統領に革新系・文氏」
◆解説面の見出しから……。
《朝日》…「「反朴」受け皿は文氏」
《読売》…「対北包囲網に暗雲」
《毎日》…「対北朝鮮 融和模索へ」
《東京》…「日米韓 対北連携に溝」
ハドル
当然のように、韓国大統領選の結果を各紙、1面トップでも解説面でも大き
く扱っています。今日のテーマは…韓国大統領選の結果を、各紙はどう報じ
たか、です。
「反朴」受け皿
【朝日】は1面トップと2面の解説記事「時時刻刻」、3面に日韓関係につい
ての記事、12面に識者の意見を紹介する「考論」、13面に韓国経済につい
てなど、16面社説、38面には在日コリアンの反応についての記事、とフル
スペック。見出しから。
1面
韓国大統領に文在寅氏
9年ぶり革新政権へ
与党・洪氏らに大差
日韓合意巡り対立も
2面
「反朴」受け皿は文氏
前回12年惜敗 批判一貫
保守・中道、一本化ならず
対北朝鮮 圧力弱体化も
米韓同盟、あつれきの懸念
「積弊」清算 混乱予想も
3面
日韓 かすむ針路
慰安婦合意 再交渉も
安保・経済協力 不透明に
12面
正しい政治根付かせて■安保面で不安
新政権、移行期間なし
要の首相人事 難航も
13面
韓国経済 浮揚なるか
81万人雇用策 財源に懸念
南北交流 核問題が壁に
「清廉で道徳性強い」
側近議員が語る文氏
朴前大統領の弾劾訴追・罷免
国民の怒りから選挙へ
16面
融和図り国政の再建を(社説)
38面
日韓関係「いい方向に」
在日コリアン 新大統領に望む声
uttiiの眼
見出しだけで26行と膨大になってしまうほど、基本情報に加えて、選挙
戦ドキュメント、日韓関係、韓国経済から、果ては在日コリアンのリアクシ
ョンまで、フルで扱っている。
最もメタな次元の編集方針では、韓国に対する様々な立ち位置があるな
かで、どれにシンパシーを感じる読者であっても、それなりの“居場所”
を発見できるような情報を提供するということのようだ。
文氏を大統領に押し上げた力、敗れたとはいえ多数の票を獲得した2人
の元候補とその政党、対北朝鮮政策の変化の予感に不安を感じつつ、他
方、慰安婦合意の再交渉を拒絶する日本政府、その他。安倍政権は、「
日韓合意の行方が今後の両国関係の最大の焦点」と見ているのだそうだ
が、とりあえずは、文氏の外交ブレーンが「歴史認識問題と経済・安全保
障を切り離す方針」を口にしていることで、胸をなで下ろしているのだろう。
興味深い指摘は2面。文氏は、「当選したら北朝鮮にまず行く」と発言し
たり、在韓米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)配備について「
次の政府に任せるべきだ」として、賛否を明らかにしなかったりした。それ
らを、特に保守系の他候補から批判され続けたのに、それによって支持
率が落ちることはなかったというのだ。
そうした問題よりも、朴槿恵前大統領に対する批判の受け皿として、批判
の先頭にも立っていた文氏に対する信頼と期待が大きかったのか、それ
とも、親北的な方向性や反米的な姿勢そのものを有権者が評価していた
からなのか、ハッキリしない。
文氏は選挙戦中に米政府と接触し、「米韓同盟を最も重視する」と伝えた
という。他方、これは韓国政府の元高官の話とされているが、朴槿恵政
権でも中国に気遣って南シナ海問題で米国支持を明確に打ち出さなかっ
たのだから、文政権が米支持を打ち出すことは考えられないとも。いった
い、どっちなんだ!
「親北・反日」を貫くのか
【読売】は1面トップに2面の「ニュースQ+」、3面の解説記事「スキャナ
ー」と社説、6面に文氏のプロフィール、7面は特集記事「韓国大統領選」
と識者の話、36面は在外投票を行う在日韓国人について。見出しから。
1面
韓国大統領に文氏
「親北・反日」路線
慰安婦合意 再交渉を主張
きょう就任 任期5年
「理想主義」待ち受ける現実
2面
韓国大統領 どんな権限?
軍を統帥 3000ポスト任免
安倍首相 早期会談訴え
日韓 遠い未来志向
3面
対北包囲網に暗雲
融和姿勢「隙与える」
トランプ氏 訪米・協力議論要請へ
文氏は「親北・反日」を貫くのか(社説)
6面
文氏の横顔
貧しさ知る「庶民派」
日本とつながり皆無
産業構造改革に無関心
綿密・合理的 盧氏と違い
7面
文政権 多難な船出
少数与党「首相」「連立」カギ
THAAD 中韓なお火種
対北で関係修復も
日米と首脳外交早期か
保守に反感 若者が支持
36面
文政権 多難な船出
少数与党「首相」「連立」カギ
THAAD 中韓なお火種
対北で関係修復も
日米と首脳外交早期か
保守に反感 若者が支持
uttiiの眼
見出しを見ながら、あまりの突っ慳貪(つっけんどん)、冷淡さに、ついつ
い吹き出してしまった。1面トップ記事に付けられたソウル支局長による
解説の見出し、「「理想主義」待ち受ける現実」というのもなかなか凄い
が、「日韓 遠い未来志向」に「対北包囲網に暗雲」と来て、「貧しさ知る
「庶民派」」で少しだけ持ち直したかと思いきや、「日本とつながり皆無」
で「産業構造改革に無関心」と突き放し、社説に至っては「文氏は「親
北・反日」を貫くのか」と、もう半泣きの状態に。
まあ、《朝日》と違って立場がよく分かるというメリットは確かにある。北
朝鮮との対話路線がもしかしたら増大させるかもしれない安全保障上
の“危機”、新大統領の対日強硬姿勢が国内における求心力回復の“
打ち出の小槌”に使われるのではないかという懸念など、全くの絵空
事ではない以上、日本政府と立場を同じくする《読売》ならば、心配でな
らないはずだ。
しかし、そうした報道の基調と別に、もう一つのラインが強調されている
のがきょうの《読売》。上に見出しを紹介した中島健太郎ソウル支局長
の解説は、金正恩朝鮮労働党委員長を「対話相手」とみなす「理想主
義者」の文氏を、朝鮮半島情勢緊迫化の中で韓国国民が大統領に選
んだのは何故かという、重要な問いかけをしている。
その自問に対する中島記者の答えは、「対北認識をめぐる世代間のギ
ャップ」。有権者の半分を占め、就職難などで社会の歪みを実感する
20歳〜40歳の若年層は、北朝鮮の脅威への対応よりも、韓国社会の
不平等是正の方が遙かに重要だと考えたのだという。北朝鮮の脅威を
実感する残りの有権者、高齢層は、2人の候補に票を分散させ、文氏
の当選を許したという分析となると少々図式的に過ぎるような印象だが、
若者がこぞって革新系に投票したという単純な事実に重みがあると言
わなければならないだろう。
この点については、7面に掲載された社会コンサルタント会社「オピニ
オンライブ」の世論分析センター長がさらに興味深い発言をしている。
文氏を支持した若年層には、「雇用問題を解決できない保守政権への
反感」が強かったこと、また、保守地盤でも文氏が一定の支持を受け
たのは、高齢者との「世代間の分離」が進んだからであって、今回の
選挙は「地域間の対決から世代間の対決になった」とする。2位だっ
た洪氏は保守層を結集させる時間が足りず、また放言が多かったため
支持が広がらず、また3位に甘んじた中道左派の安氏は、地盤が光
州と全羅道に限られ、全国的な組織力を持っていなかったという。ここ
から先は《読売》に書いてないことだが、今回の大統領選で、洪氏は
保守の新しい価値を纏うことができず、安氏は旧態依然たる地方ボス
の範囲を出られず、ただ1人文氏だけが、格差という、韓国社会を覆う
最も深刻かつ巨大な問題に取り組む政治家として有権者の前に立つこ
とができたということではないか。
「革命」ではなく…
【毎日】は1面トップと2面3面の解説記事「クローズアップ」に「なる
ほドリ」、8、9面、社会面にも関連記事。見出しから。
1面
韓国大統領に文在寅氏
9年ぶり革新政権
国政介入事件 混乱収拾急ぐ
2・3面
慰安婦合意「再交渉を」
対北朝鮮 融和模索へ
THAAD 慎重姿勢
日米と足並み乱れも
慰安婦問題 日韓合意って何?(なるほドリ)
8面
朴前政権 負の遺産
政経癒着の根絶急務
国民との対話なく
大統領制 高まる改憲気運
保守に厳しい審判
当選確定で即就任 閣僚人事先送りか
異例の船出
「成功モデル」陰り
韓国 低成長で不満増幅
5面
反朴氏の民意鮮明
国政介入 若者怒り
「盧武鉉の影法師」
民主化運動で逮捕歴
包容力ある政権運営期待
業績主義の政治に変化
格差社会が生んだ現象
31面
「日本と友好関係を」
新大統領に在日韓国人期待
uttiiの眼
3面は対北朝鮮関係、8面は保守に対する厳しい審判という側面、9面は文
政権の課題に繋がる諸々のテーマといった書き分け方をしている。注目した
のは9面。なかでも、ソウル支局長、米村耕一記者の解説と、木宮正史東大
大学院教授のコメント。
米村記者は、韓国メディアが今回の政権交代を「市民革命」と表現しているこ
とに着目。朴前大統領の弾劾、罷免に繋がった一連の動きを捉えた言葉で、
ハッキリとは書いてないが、選挙は「革命」の一シーンに過ぎないと言いたい
ようだ。「市民革命」とは、韓国社会に溜まった様々な不満を梃子に、社会を
大きく変えようとする動きを指すものと思われる。
文氏の所属する「共に民主党」は、「革命」の名に相応しく、裁判とは別に前
大統領の問題を徹底追求する方針だそうで、記者は「9年間に及んだ保守政
権への激しい敵意がにじみ出ている」と見た。ところが、文氏自身は、若者の
就職難を解消するための(地味な?)施策を公約の1番目に掲げていて、こ
の点が、米村記者の眼には党と大統領の間の「ギャップ」と映るらしい。そし
て、こうした「ギャップ」が生じる原因の1つが、「文氏周辺に現実主義者と原
則主義者が入り交じっている」ことだと言っている。しかし、そもそも、これを「
ギャップ」とか「矛盾」と捉える必要があるのか、疑問だ。支局長の結論として
「文氏には、大仰な「革命」よりも、実利的なテーマで多様な政治勢力と協力
する包容力のある政権運営を期待したい」というのは、少数与党の現実を見
れば当然のこととも言えるだろう。十分理解できるが、党には党のイデオロ
ギーがあり、それによって結束が保たれていることを無視することもできまい。
支局長の「提案」が、大統領と「共に民主党」に対して、保守に対する攻撃を
控えよという意味なのだとしたら、それは無意味なことだと思われる。
東大大学院の木宮正史教授は非常に面白いことを言っている。「韓国の民
主主義はもともと、国民の力で勝ち取ってきたという側面が強
い。保守とリベラルの間の政権交代があって、……前の政権の業績が芳し
くなければ、国民が選挙によって政権交代を実現する」と。また、盧武鉉政
権の失敗は、保守系メディアを味方にできなかったことであり、金大中政権
は反対に、敵対した人物を取り込んだり、敵対勢力が好む政策を断行した
りしたのだという。そして、文氏には金大中氏を見倣うよう勧めている。さら
に、「対日関係では与野党間に大きな違いはない」のであり、対日関係が
「保守政権は良く」なり、「リベラル政権は不安定」とは言い切れないのだ
そうだ。必要なのは、「慰安婦問題などは日韓関係の中でできるだけ最小
化し、北朝鮮の核ミサイル危機への対応、米中への対応、経済協力など、
日韓で利害が共有できる部分を少しずつ増やしていくことだ」とする。
表現方法には難があったが、支局長が言いたいのは国内政治を脱イデオ
ロギー化する努力の必要性であり、教授が言っているのは、国内において
と同様、日韓関係のような国際関係においても、脱イデオロギー可が必要
だという点だろう。
いつもの「政権交代」?
【東京】は1面トップに2面の解説記事「核心」、5面の社説、9面外報面の
記事。見出しから。
1面
韓国大統領に革新系・文氏
日韓関係 改善厳しく
2面
日米韓 対北連携に溝
韓国大統領に文在寅氏
北は革新政権の「融和」期待
貧しい幼少期■民主化求め学生運動
5面
「核危機」回避が使命だ 韓国大統領に文在寅氏(社説)
9面
中国、対北で変化の可能性
高高度ミサイルに揺さぶり
少数与党で前途は多難
首相人事の国会承認焦点
社会の亀裂修復が課題
開票完了直後に任期開始
就任式の規模 大幅縮小へ
uttiiの眼
外報面にユニークな内容がいくつか見られる。1つは、韓国大統領選の結果
が及ぼす影響を、「中国」を主語にして語っていること。北朝鮮に対する姿勢
が中国と似通った政権が韓国に誕生するという捉え方になっていて、対北
朝鮮制裁で一旦は進むかに見えた米中協力も、例えば王毅外相が「今は
交渉再開を真剣に検討すべき時だ」とホンネを見せ、綻びが見えてきている
と。そのとき、文政権の誕生は「中国が米国の強硬方針にブレーキを掛ける
ために利用できる存在になる」と意味づけられている。当然、既に配備が始
まっているTHAADについても、中国は引き続き配備撤回を求め、文氏も
「配備は次期政権が決める」と、「中国に期待を抱かせる発言をしている」と。
トランプ政権がTHAADの配備費用について韓国の負担を求め始めている
ことも絡んでくるという。
もう1点は、記事の下に付けられた、増田未緒記者による解説。まず、今回
の選挙結果は「韓国で10年ごとに繰り返されてきた政権交代の風景」とし
て「新鮮さが感じられない」と一刀両断。吃驚させられる。「国民統合」を掲
げた文氏は、「積弊清算」を強く訴えていたが、中道の安氏の支持が高まる
と、保守層を意識して一時的に主張を控え、逆に保守の洪氏が追い上げる
と、前政権への批判票を固めるため、強い主張を繰り返したという。かなり
“柔軟”に姿勢を変えている様子には、私でも若干の不安を感じるが、大丈
夫だろうか。選挙戦中の様々な出来事により、それまで安氏を支持していた
保守層が北朝鮮への融和策を懸念するようになり、曖昧な安氏に失望、そ
の分が保守候補に流れて洪氏が急浮上したので、文氏も対策を取る必要
があったということのようだ。一時、「文氏か安氏か」と言われていたのに、
蓋を開けたら安氏が洪氏に抜かれて3位に沈んだことに驚いたのだが、こ
れで理由が分かった。





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